ドキュメント 弁護士
讀賣新聞社会部著、中公新書
★★★★☆
2001/03/11 掲載
医療事故が次々と報道されるが、弁護士の不祥事も後を絶たない。日本は弁護士の人口が少ないと言われ、司法試験の合格者数を次第に多くしている。また、法律大学院への移行など司法改革が進行している。医療訴訟の数が多くなっているように、意識の変化に従い日本も訴訟社会へと進むであろう。新聞連載した編集長の感想は「いい弁護士とは、どれだけ依頼者の話に耳を傾けてくれるか、の一点につきる」、ということです。どの職業でも通じるものがあります。