宮大工千年の知恵
松浦昭次著、祥伝社
★★★★☆
2000/12/22 掲載

「語りつぎたい日本の心と技と美しさ」という副題がついています。 伝統的な日本の寺社建築の美しさは、端に近づくにしたがって緩やかに反っていく「軒反り」にあります。 修学旅行では全くつまらなく見えた木造建築にこんな美しさ、知恵が隠されていたのかと思いました。 引退したらゆっくり見て回りたいと思っています。