男というもの
渡辺淳一著、中央公論新社
★★★★★
2001/02/13 掲載

少年期、青年期から壮年期にいたるまでの男の心と体について著者と知人たちの体験から述べられています。面と向かって話せないことについて、なるほどと思うことがたくさんあります。中学生の男の子を持つ人から、熟年になった人まで広い年齢にわたり参考になると思います。書いていることは私は最小公倍数かと思って読んでいたら、著者は「最大公約数」だという。これがすべての男に当てはまると思われるのも困ります・・・・。