医院でのこぼれ話


小学校の頃から、「先生、いい聴診器を持ってますねぇ」などと、診察の時に私を持ち上げたりする中学校1年生の宏隆君(仮名)が、ノロウイルスらしい感染性腸炎で受診しました。いつものように、お母さんと一緒でした。

「今回の風邪は、親の言うことを聞かない子がかかるんだよ。友だちで、似たような症状の子はいないかい?」
宏隆君
「それじゃぁ、僕のクラスは学級閉鎖だぁ」、と。

宏隆君のおじいちゃんとおばあちゃんが冗談を言ったことは聞いたことがないし、お父さんもお母さんも宏隆君とはちょっと違う。

「宏隆君の性格はどこから来たんでしょうね?」
お母さん
「さあぁ・・・・・」

(あまり深く考えないで下さい)