ロシアのチェチェン紛争で頭に傷を負ったイムラン君が、弘前大学で手術を受けることになりました。 これを企画しているのが、弘前出身で国立モスクワ大学国際政治学部に学ぶ、菊池由希子さんです。 イムラン君の頭には、銃弾が残っており、頭蓋骨の一部が欠け、血管の拍動が見える状態で、 このまま放置できないとのことです。7月20日頃に弘前大学附属病院に入院する予定のようです。
ウクライナ共和国のチェルノブイリ原発事故で、ベラルーシの子どもたちがたくさん甲状線癌になりました。 長野県の菅谷昭先生がこの子どもたちのためにベラルーシで医療活動を行い、弘前市の有志が、 「菅谷先生とベラルーシの子ども達を応援する会」を結成し支援しました。 菅谷昭先生を弘前に招いて講演会を行った時に、懇親会に参加した高校生がいました。 この時の女子高生が菊池さんだったのです。平成13年のニュースレター6号にその記事と写真が載っています。 (雑記帳ではこちらです)
イムラン君の手術のために作った「イムラン基金」のホームページを見ていて、 あの時の女子高生ではないかと直感しました。早速、メールしましたところ、 その時の高校生であることが確認できました。滞在費用と医療費で180万円が必要とのことです。 現在のところ60万円しか集まっていないようです。医院の受付で募金を行っています。 ご協力お願いいたします。
第34号より