小椋佳のコンサートへ行ってきました。9月5日は急患診療所の当番だったのですが、別の先生に代わってもらいました。予想通り私よりも若い人はあまりいませんでした。このままでは、数年後には、小椋佳のコンサートは老人クラブの総会になりそうです。小椋さんも2時間のコンサートは体力的にきついようで、「アンコールは1曲ですよ」などと言ってました。若い人たちのコンサートのように立ち上がって手を振るなどということもなく終わりました。

今回は、昭和47年に発売されたLP『彷徨』に収録されている曲が数曲続きました。私も60歳に近くなり、新しい曲を聴くよりも、これまで脳裏に刻み込まれた曲を聴いている方が快適になりました。徳永英明も布施明も高橋真梨子もヒット曲のカバーアルバムを出しています。新曲よりもこちらの方が心が和みます。

こんなことを考えて聴いていたら、マナーモードにしていた携帯が鳴りました。医院からのメールです。『先生、今日夜間診療だそうです!コンサート中ですか?至急連絡が欲しいそうです』。代わってもらった先生がちょっと遅刻したらしく、急患診療所から私の医院へ連絡があったのです。別の先生に代わったのを医師会に連絡するのを忘れていました。私も物忘れが多くなってきました。