患者さん中心にしたら病院はこうなった
瀬戸山元一著、医療タイムス社
★★★★☆
2001/02/13 掲載
これまで舞鶴市民病院、島根県立中央病院の院長として病院のシステムを整え、今度は高知の県立中央病院と市立市民病院を統合した新病院の院長予定者として基本計画段階から運営までを指揮している。私は舞鶴市民病院の臨床研修が優れていることを知っていましたが、こんなすごい人が院長でいたことは知りませんでした。どこでも大きな自治体病院は動脈硬化が強く、新しいことを始めるのは容易なことではありません。瀬戸山さんは「医療の主人公は患者さん」であり、「病院の顔は看護婦」というモットーで実行してきたようです。