投資戦略の発想法
木村 剛著、講談社
★★★★☆
2001/06/04 掲載

低金利時代なので特に目に付くのか書店へ行くとマネー雑誌や本が所せましと並んでいます。新聞では金融商品のコマーシャルのページが多くなり、最近はテレビにまで証券会社のコマーシャルが登場してきました。自分のバランスシートを作り自分のポートフォリオの中心は仕事であることを理解すること、自分が20銘柄を選び長期(20~30年?)に持ち続けること、これが最良の戦略であるとこの本からは読み取れます。最近、EB債で不正を行った証券会社が処分されました。うまい話には裏があります。地道に仕事を続けることが第一です。