3月2日は弘前市医師会看護専門学校の卒業式でした。沢田内科医院では、准看護学科の棟方翔子さん、看護学科の棟方孝奈さん、今夕葵さんの3人が卒業しました。
翔子さんは、2年間の勉強を終えて、4月に看護学科に進学することが決まっています。今までは午前中のアルバイトでしたが、4月からは日中は准看護師として働きます。そして、夜は看護学科の講義が2つあり、3年後の看護師国家試験を目指します。
孝奈さんは、高校を卒業した後、准看護学科の2年間は看護助手として働きました。午前中は仕事をして、午後は勉強でした。看護学科の3年間は准看護師として働いてきました。4月からは、青森県立中央病院で働くことが決まっています。私は県病の消化器内科、血液内科に勤務していましたが、孝奈さんも消化器内科と血液内科を希望したということです。
夕葵さんは、青森中央学院大学助産専攻に進学が決まったことは、前号のニュースレターでお知らせしました。卒業式では、看護学科卒業生を代表してみんなの前でお礼の言葉を述べました。在学中の思い出、これからのことなどを自分の言葉でりっぱに役目を果たすことができました。会場の卒業生はみんな涙でした。
卒業式が終わってから、2つの祝賀会が開かれました。准看護学科の祝賀会は卒業式が終わって間もなく始まりました。学生は卒業式も祝賀会もスーツ姿で、祝賀会はアルコール抜きでした。看護学科の学生は卒業式では和服で袴姿ですが、准看護学科の祝賀会の間に洋服に着替えです。私は看護学科の学生全員の顔と名前を知っているのですが、祝賀会になると誰だか分からなくなる人がいるんです。
出し物、映像、歌などで楽しいひと時を過ごした後、夕葵さんはクラス長としてお礼の言葉を述べました。この時もみんな涙でしたが、夕葵さんも声を詰まらせてしまいました。
第110号より