澤田美紀子さんが弘前市医師会看護学院を卒業し、めでたく看護師国家試験に合格しました。 3年間、日中は仕事をして、夕方5時頃から看護学院で勉強を続けた結果です。 途中で、弱音を吐いたこともありました。でも、きっと達成感で一杯だと思います。 何事も、やり遂げた時の達成感、成功感があれば、次にまた何かやって見ようかということにつながります。
八戸看護専門学校に進学した井上真利子さんと清野法子さんの二人も頑張っています。 こちらは通信制で、普通の勤務をしながら2年間で看護課程を修了するものですから、 体力的にも精神的にも大変です。 二人とも、幼稚園、小学生の子育てをしながらですので、家族の援助がなければ不可能です。 それに、記憶力が衰える時期とも重なっていますので、条件はさらに厳しいものになっています。 絶対投げ出さないように、こうして皆さんに途中経過を報告しながら、頑張らせます。見守ってやって下さい。
事務の工藤悦子さんは、医療事務の資格を取得しました。 昨年から通信で勉強し、4月に合格しました。仕事から帰って勉強は体力的につらかったようです。 医療事務の仕事は特に資格は必要としません。 最近は、レセコンと言われるコンピュータが入力を間違わない限り正しく計算してくれます。 今回、チャレンジしてみようと思ったのは、勉強することで、堅くなった頭を軟らかくしてみよう、 医療事務を始めて10年が経ち、どれだけできるのだろうかと試したかった、この二つが理由のようです。 これまでの仕事の内容が本物だったこと、やれば何でもできること、などが確認できて良かったと思います。
私は、仕事をしながら自分を高めて行く上で、何か目に見える目標に向かうことを勧めています。 准看であれば、そのひとつ上の看護師国家試験をパスすることなどです。 何年か経って振り返った時に、ただ勉強したという満足感があることも大事ですが、 看護師免許状や医療資格という目に見える物が残ると、もっと満足感が得られると思うからです。
第34号より