前号のニュースレターは還暦特集でした。これにはたくさんの反響がありました。メールも何通か頂きましたし、診察の時にお祝いの言葉をたくさん頂きました。ありがとうございました。まるで自分のことのように、繰り返し読んでいるという人も何人かいました。
文章での説明だけでなく、写真をたくさん使いました。30人弱の会でしたけど、みんな立ち上がって楽しそうにしている写真がたくさんありました。その中から会場の雰囲気を表していると思われる写真を選んでニュースレターに使いました。この様子が楽しそうで、沢田内科医院の普段の雰囲気が伝わっていると多くの人から感想を頂きました。
60歳になって間もなく飛行機に乗りました。航空券の60歳男性を表す「60M」というのを見て、ちょっと違和感がありましたがすぐに納得しました。でも、まだすっきりはしません。日本年金機構から大きな緑の封筒の入った書類が届きました。勤務していた頃の年金の手続きをするようにとのことでした。こんなことが重なって、60歳という年齢にだんだん慣れてきました。
私は年齢相応に見られたい気持ちが強いです。そんな私に、白くなってしまいそうな髪が目に入らないのか、「先生、若くてとても60には見えません」という患者さんがいます。そんな時は、「帰りにいい眼科の先生を紹介しますから、寄って行って下さい!」と憎まれ口を叩いています。
多くの皆さんに言われたことは、「いい職員に恵まれましたね」ということでした。私自身もそう思います。よく、看護職員を確保するのが大変だということを耳にしますが、ずっと勤務してくれる人が多いので私は苦労したことがありません。むしろ、最近は、「沢田内科医院も高齢化社会になってきたなぁ」と、これも憎まれ口を叩いています。
第70号より