直也注釈:日本語として不自然なところがありますが、将来見返したときに初心に戻れるように、あえてそのまま掲載することにしました。



 弘前大学附属病院臨床研修医2年目の楊薇と申します。6年前来日しました。中国出身で人生の最初35年は中国で暮らしていたが、これからは日本で生き続けたいと思います。

 沢田内科でこの一か月間毎日充実的に感じました。プログラムAだからほかの研修医先生と違って、地域の病院でなくてずっと大学病院で研修してきました。触れた患者さんはほとんど重症であって、もしくは先端医療が必要です。腹痛とか発熱とか一般主訴の患者に会う機会が少ない感じをしました。ここでたっぷり会えるのがありがたいと思います。

 私は外国人医師なので一番困るのは病気自身ではなく、言葉の壁、患者とのやり取りと医療システムです。

 まずは患者とのやり取り、たとえば一人暮らしの高齢者にどうやって関心を示すか?中国と日本には異なる社会的背景があり、一つのことに対して違う考え方がいるかもしれません。患者の気持ちが分からない上に言葉の壁もあって誤解を招きやすいです。そのことを澤田先生からたくさん学びました。先生は本当にいい先生です。先生は患者の立場に立っているんだなと実感しました。確かに患者想いのいい先生と思います。

 もうひとつは医療システムです。重症の患者にあったら緊急でどう対応するか、どこに連絡すればいいか、紹介したい患者をどこに紹介すればいいか最初は全然わからなくて、この一か月でいろいろ見て先生にいろいろと教えてくれてだんだんわかるようになっていきます。なんと複雑だなと感じました。

 沢田美彦先生がアメリカ留学経験あり、異国で留学生の立場で私の感情をよく理解してくれるのが感動しました。

 いろいろ私を感動させるところがあります。コロナ流行中、検査や受診に悩む患者が結構いるかもしれません。沢田内科医院はコロナPCR機械3台持ってます。一日数十人分の検体を検査できます。エコー検査や一般的な採血検査なども外注でなく、院内でできます。患者にとって便利です。外来でよくならない患者や急変の可能がある患者を入院させて治療続けます。この点も医者も患者も帰宅よりも安心できる。夜も当直の看護師さんもいる。入院の患者はもちろん、かかりつけ医として通院の方も急病があれば夜中でも見てくれる。先生が患者さん一人一人大事にしてくれるのが感動した。

 美彦先生と一緒に西目屋村の小学校入学健診と幼稚園に健診に行きました。初めて小学校健診をみました。貴重な経験でした。

 この一か月の研修、いろいろをみた。いろいろ感じた。いろいろ感動した。