看護学科謝恩会の最後にクラスを代表して謝辞を述べる相馬知香さん

3月5日は弘前市医師会看護専門学校の卒業式でした。准看護学科73人、看護学科39人がめでたく卒業しました。私は医師会担当理事、副学校長として看護専門学校の運営に関与しています。通常の看護専門学校や大学看護学部の学生と違い、働きながら、中には子どもを育てながら、厳しい環境で勉強して卒業していく学生を誇りに思っています。看護専門学校には沢田内科医院の職員が6人在学していますが、今年は3人が卒業しました。

棟方孝奈さんは准看護学科を卒業しました。12月から准看護師資格試験の勉強を始め、小堀未希さんの協力で合格レベルに達しました。3月14日に合格発表がありますが悠々と合格です。准看護学科の学生は、午前中は仕事をして、午後に学校へ行って勉強します。臨地実習は市内の病院で行いますが、この期間は朝から出かけていきます。そして、2年間で卒業します。

今夕葵さん(左)と棟方孝奈さん(右)
准看護学科卒業祝賀会で

棟方さんは、注射などを除いて外来での看護師の仕事はほぼできるようになりました。准看護師資格試験に合格すると、注射や採血など資格がなければできないことをトレーニングします。夏ころには1人で夜勤ができるようになります。4月に看護学科に進学することが決まっています。今度は、仕事をしながら夜に勉強です。

三上千紘さんと相馬知香さんは看護学科を卒業しました。3月25日に看護師国家試験の発表ですが、二人とも成績優秀ですので合格間違いなしです。看護学科の学生は、日中は普通に仕事をして、夜に90分授業を2つ受けます。准看護師の資格を持つ看護師養成課程は2年制なのですが、弘前市医師会看護専門学校は夜間定時制の扱いですので、3年間在学します。2月14日に国家試験でしたが、前日の13日も通常の勤務をして翌日の試験に臨みました。

二人とも引き続き沢田内科医院に看護師として勤務します。そして、看護師の仕事はもちろんですが、糖尿病療養指導士などを目指して勉強を続ける予定です。

相馬知香さん、私、三上千紘さん