通院している患者さんは気づいていると思いますが、外来診療の開始時間が早くなっています。これはできるだけ待ち時間を短くしようとするためにしていることです。待ち時間が相変わらず長くなっています。3時間待ちということも珍しくありません。月、火、木曜日の診療は夕方6時までですが、ほぼ昼休みがない状態です。
これを解消するために、朝の病棟回診を20分早くしました。これまでは8時半から病棟の回診を行い、9時から外来診療を始めていました。これを8時10分には病棟へ行くことにしました。夜勤の看護師と一緒に入院患者さんの回診を行い、30分には外来診療を開始しようと思っています。しかし、時間通りには行きません。
8時半に外来診療が始まることは少ないのですが、9時前には何人かの診察は終えています。この対策と腹部超音波検査と胃内視鏡検査を少し遅くすることで、待ち時間が短くなる患者さんが少し多くなったと思います。全体として目に見えて待ち時間が短くなったわけではありません。
午前の診療は1時半から2時に終わるのが普通です。時には3時近くまでかかります。外来診療が終わると大腸内視鏡検査を行います。午後の診療は3時に始まりますが、その前にも大腸内視鏡検査を行っていますので、当然のこととしてゆっくりした昼休みはありません。
このような状態に、市役所での会議などが重なると、どうしても留守にしなければならない時間が出てきます。医院に長く居たくなる待合室を作っていますが、できるだけ待ち時間を短くする工夫も続けています。
第84号より