沢田内科に就職したのは平成9年、私はまだ若くて、まだ太っていなくて、美彦先生の頭も真っ黒だった頃です。面接に来た時、当時の看護師長に「ここはいろんな病気の患者さんが来ます。白血病や血液の病気、終末期で看取りの患者さんもいます。眠れない夜勤もありますができますか?」と質問されたことを今でも鮮明に覚えています。
それから22年、たくさんの患者さんと出会い、いろんな経験をしました。眠れない夜勤もたくさんありました。そして年々私の体は大きくなり、美彦先生の頭はきれいに真っ白になりました。

 私は准看護師で仕事を続けてきたのですが、35歳のころ美彦先生に八戸看護学校第二学科(通信制)を勧められ、二年間の通信教育課程を経て国家試験受験資格を取得し、38歳で看護師国家試験を受験し合格しました。中学、高校の時は全く勉強せず親を悩ませましたが、結婚して子供を授かり、毎日忙しかったのですが、子供たちが寝てから勉強しました。私が勉強している姿をみて、母は毎回驚いていました。国家試験に合格してからは日本糖尿病療養指導士の勉強をさせていただき、3年チャレンジしてやっと合格してから3年経ちました。糖尿病教室ではみなさんにわかりやすくお話することを心掛けています。

 沢田内科に就職し、看護師になれたこと、目標に向かって勉強するチャンスをくれた美彦先生に感謝しています。そして美彦先生から直也先生に院長が代わっても20年以上沢田内科でクビにならずに働き続けていられることに感謝しています。新体制になって、最近はますます忙しくなり、休む時間がないほどですが、自分の体調管理をしっかりしながら、元気に仕事をしたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。