医師会は学術団体と位置付けられていますが、その理念を実現するために政治活動も行います。そのために医師連盟という組織があり、私は青森県医師連盟弘前支部長ということになります。それと関連して、今年の2月に衆議院議員木村次郎後援会連合会の会長を引き受けました。後援会組織はたくさんありますので、それをまとめるというのが私の役割です。7月25日、約500人が集まりアートホテルで「衆議院議員木村次郎君の政経フォーラム」という衆議院選挙に向けた決起大会が開かれました。
****以下はその時の挨拶文です****
本日は、世耕弘成参議院自民党幹事長をメインゲストとしてお迎えした政経フォーラムに、たくさんの方々のご参加をいただき誠にありがとうございます。私は、この2月に後援会連合会の会長に就任しました澤田美彦と申します。弘前市医師会長、弘前大学医学部同窓会の理事長をしています。よろしくお願いいたします。
昨夜、開会式が行われ東京オリンピックが始まりました。全国的にはコロナウイルス感染が拡大していますが、弘前市周辺では落ち着いています。衆議院の解散を間近に控えたこのような中で、大島衆議院議長、江渡自民党県連会長、津島衆議院議員、滝沢参議院議員、伊吹公明党県代表、そして、櫻田弘前市長を初めとする津軽地域の市町村長の皆さまをお迎えすることができ、連合会会長として厚く御礼申し上げます。
先日、木村次郎代議士の母校である弘前高校の卒業生が集まり「次鏡会」という後援会組織が設立されました。弘前高校には、校訓とでもいうべき言葉があります。津軽が生んだ明治のジャーナリスト陸羯南の漢詩からとった「天下の賢」、比叡山を開いた最澄の言葉である「一隅を照らす」、この2つです。
名山名士を出す、この語久しく相伝う、試みに問う巌城の下、誰人か天下の賢
陸羯南の五言絶句です。名山の下には名士が出ると言われている、それではこの岩木山の下に、天下の賢といわれる天下一級の人物が出たであろうか、津軽の青少年よ、天下の賢を目指ざそうではないか、と呼びかけたのです。しかし、みんなが天下一級の人物になれるわけではありません。私たち高校生は、天下一級の人物とは、自分が置かれた立場で、周りを照らす人、一隅を照らす人が天下の賢、天下一級の人物なのだと教えられました。
木村代議士は当選1回生です。これからの人物です。その木村代議士が、国会開催中にもかかわらず、毎週のように青森に帰って来てはいろいろな組織に顔を出し、会合に参加し、道行く人々に声をかけ、今、この地で必要とされていることの声を拾い上げています。当選1回生の木村次郎代議士は、一隅をつぶさに観察してそれを理解しようと努めているのです。そして、当選回数を重ねるごとにその力を蓄え、天下の賢として、天下一級の人物として、青森県のために、日本のために力を発揮するようにしようとしているのです。
私たちはそれを支え、木村次郎代議士が天下の賢として、天下一級の人物として活躍できるように応援しようではありませんか。4年前の選挙は木村太郎の弟の選挙でした。今回は違います。木村守男でも木村太郎でもありません。木村次郎の選挙なのです。世耕先生、大島先生、江渡先生、津島先生、滝沢先生、伊吹先生、櫻田市長を初めとする市町村長の皆さま、木村次郎をよろしくお願いいたします。そして、ここにご参集の皆さま、よろしくお願いいたします。
第124号より