7月4日から全員Tシャツで働いていますがかなり好評です。
背中には「沢田内科医院」とプリントしています。
胸には「ブタ」の写真を、背中には「沢田内科医院」の文字を印刷したTシャツです。 今年はクールビズがこれまでよりも広がるであろうということ、 弘前四中の中学生の職場体験では何かユニホームのような服装をさせたかったことから、沢田内科医院オリジナルのTシャツを作りました。
色は濃紺に決まりました。汗をかいた時に白系統の色ではイヤだ、下のピンクとの組み合わせは紺がいい、などからこの色になりました。 患者さんからは、「白衣の天使と言われるのに、全く逆の黒いのを選んだのは誰のアイデアですか」、 「病院で黒いユニホームを選ぶというのは発想が違いますね」、などと色についても反響があります。
Tシャツで動いていると、見ていてもテキパキと動いている印象を与えるようです。 普段と違い、黒で体が引き締まって見えるからでしょうか?反響の言葉にもあるように、 病院は白というのが常識なのに反対の黒が新鮮に映るのかも知れません。病院の職員がTシャツで働いていること自体が好評のようです。
私の診察机の上にはブタの置き物があります。浴衣を着てうちわを持った涼しげなブタです。これを写真に撮ってプリントしてもらいました。 ブタの置き物はたくさんあるのですが、これがベストだと思いました。 「ゾウさんなどをマスコットにしているところはあるけど、病院でブタというのはなぜなんですか?」という人がいますが、 ブタがいなければ今の沢田内科医院はなかったのですから当然です。
さて、予めちょっと狙っていたのですが、これを背中ではなく胸にプリントしました。つまり、プリントを鏡に見立てるのです。 メタボ気味の人が、「これいいですねぇ」と言うと、私は「実は、これは鏡なんですよ」と言います。 頭の回転が速い人は、「・・・・・・!!」と笑い出すわけです。「・・・・。先生らしい発想ですねぇ・・・・」という人も。 「あれっ、先生もほんとに着てるんだ!」と診察室に入って私を見てびっくりする人もいました。
今年が最初です。来年どのような形にするかは今年の試みを終えてから考えることにします。どうせ働くなら楽しくなければいけません。 私たちが実践していることで完全にオリジナルなものはありません。誰かがやっていることをまねているだけです。 これからも何か目新しいことがないか、古いことでも面白いことがないかを探してみます。
第64号より