今年のクールビズ


夏にクールビズにして3年目になりました。これまでは、「白衣の天使」に抵抗して黒系統のTシャツにしてきました。 今年は、明るい色にしてみました。患者さんには好評です。

胸にはぶたの顔をプリントしました。昨年は、ぶたの顔がだんだん黄色に変色する「黄疸事件」がありました。 今回は、ニュースレターの印刷をお願いしている新和印刷にお願いしました。 担当者は、『新和印刷は、空気と水以外であれば、何にでも印刷できます』と豪語していました。言葉通り、今回は黄疸にもならず元気なままです。

右腕には、相馬のんきさんの筆による「沢田内科医院」をプリントしました。さて、背中です。真中には胃のイラストです。 大腸にしたかったのですが、本来の形から仕方がないのですが、かわいい大腸のイラストは捜し出すことができませんでした。

文字は、「検診」としました。今、弘前市や西目屋村に対して、新しい切り口からの胃がん検診と大腸がん検診を提案しています。 定期的な検診を受けていれば早期の段階で診断できるのに、検診を受けていないために進行してから受診する患者さんが多いのです。 私たちは早期の段階で診断する能力を持っています。それなのに、進行してから受診するのを見ると非常に残念に思います。

この意気込み、気持ちを示そうと、今回のクールビズの背中には「検診」と書きました。この文字は、井上真利子婦長が書きました。 久しぶりに筆を持ったらしく、何枚も書いて練習したようです。1人でも多くの人にがん検診を受けてもらいたいものです。