3月7日は弘前市医師会看護専門学校の卒業式でした。准看護学科が80人、看護学科が40人の学生が卒業しました。准看護学科は高校を卒業した後に入学し、午前中は医院などでアルバイトをして、午後に講義があります。2年間の講義と実習の後、県の資格試験に合格すると准看護師の免許が与えられます。
沢田内科医院では、斉藤優香さんと木村友美さんが准看護学科を卒業しました。二人とも優秀な成績で卒業しました。結婚式ではどの花嫁も優秀な成績で学校を卒業するのが恒例ですが、この二人は正真正銘の成績優秀者です。
斉藤さんと木村さんは昨年12月から沢田内科医院で働いています。准看護師の免許はまだありませんので、免許がなくても行える処置や検査の介助などのトレーニングを受けてきました。3月13日に資格試験の発表があり、二人ともめでたく合格でした。これからは、准看護師として注射などができますので、この方面も含めてトレーニングを続け、3ヶ月もすると一人で病棟の夜勤ができるようになります。
斉藤さんと木村さんは、看護学科に推薦合格しています。4月からは、朝から夕方5時まで准看護師として仕事をします。仕事を終えるとすぐに看護専門学校へ行きます。そして、午後6時から9時まで講義があります。
斉藤さんはすでに大学を卒業しています。木村さんは働きながら看護専門学校へ行き、さらに放送大学で4年間勉強することになっています。すごく厳しい3年間になると予想されますが、何とか頑張ってもらいたいものです。木村さんならきっとできます。
田中亜希子さんは看護学科を卒業しました。これまた成績優秀者に選ばれ、卒業式では代表してお礼の言葉を述べました。元気な田中さんは、欠席は1日だけだったようで、精勤賞にも選ばれました。
田中さんは、高校を卒業して社会人生活を送った後、5年前に看護専門学校へ入学しました。仕事をしながら勉強するだけでもたいへんなことですが、2児の母でもある田中さんには非常に厳しい5年間だったと思います。でも、頑張りました。
4月から田中さんは弘大附属病院で働きます。沢田内科医院で何でもできた田中さんですから、どんなところでもやって行けます。何にでも対応して行けます。沢田内科医院から飛び立ち、ますますの発展を期待しています。
第86号より