予防歯科医療「最前線」
本田典子、佐藤篤司著、小学館文庫
★★★★☆
2001/02/05 掲載

日本の歯科医療は治療に偏っていて、予防面が立ち遅れているようだ。8020運動という、「80歳で自分の歯を20本残そう」という運動があるが、これは予防なくしてなし得ないことであろう。環境ホルモン、金属アレルギー、審美歯科医療、歯科医の技術とモラルの問題、フッ素やキシリトールの問題など私たちの身近に存在することがらが書かれています。私は歯が痛くなる前に治療してもらっていますが、一歩進めて定期検診のようにするのが理想でしょう。